30日朝、秋田県大館市の住宅の敷地内で飼われていた柴犬がクマのものと思われる爪痕がついた状態で死んでいるのが見つかりました。警察や市は柴犬がクマに襲われたとみています。
警察によりますと、30日午前6時半過ぎ、大館市花岡町の住宅の敷地内で「飼っている犬が死んでいる。大きな傷がある」と飼い主の男性から警察に通報がありました。犬は柴犬の17歳の雄で、体長が約70センチあり、敷地内にある建物の中でリードでつながれて飼育されていました。
死んでいるのが見つかったのは建物の外で、リードは伸びきった状態だったということです。柴犬の体にはクマのものと思われる爪痕が確認されたほか、付近にクマのものとみられる体毛や足跡も発見されました。
現場は住宅が点在する農村地帯で、付近には小学校もある地域です。警察は関係機関に連絡し、パトカーで警戒広報を行って住民に注意を呼びかけました。
注目の記事
新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット 「嘘だと思われる」直撃したユーチューバーを取材 見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威

「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」









