クマ被害が相次ぐ秋田県は30日、自然保護課の体制強化を目的に計26人の職員の人事を発令しました。

30日は午前9時から県庁で発令式が行われ、26人のうち15人が出席しました。今後はクマ駆除などの被害防止措置の推進や、自衛隊活動の調整の他、市町村や猟友会などの関係機関との調整業務に当たります。式では県生活環境部の信田真弓部長が「自衛隊の速やかな受け入れ態勢を整えるべく皆さまに発令させていただいた」と話し職員に人事の意図を説明しました。

秋田県内の今年度のクマ被害は30日午前現在で死者3人、負傷者53人となっています。