「水沢ダウン」で知られるスポーツ用品メーカーの岩手県奥州市の工場の建て替え工事が完了し、新たな工場がお披露目されました。

29日の関係者向けの内覧会でお披露目されたのは、奥州市胆沢のデサント新水沢工場です。
旧工場の老朽化に伴い建て替えが行われたもので、およそ30億円をかけて完成した新工場の面積は旧工場の1.5倍で7月から稼働しています。

水沢工場の高い技術で生産される高級ダウンジャケット「水沢ダウン」は、防水性と保温性に優れた人気の商品です。
新工場は、バリアフリー化とともに作業効率を向上させるための導線を重視しました。
また、119人の従業員のほとんどが地元採用です。

(デサント・小関秀一社長)
「やはり地元の従業員とともに次の何十年も一緒にやっていこうという思いで、思い切ってそれなりの金額を投資したということです」
新工場は年間2万5000着の生産数を維持しつつ、さらなる品質の向上を目指すとしています。














