2025年2月、酒を飲んだ状態で車を運転し、JR浜松駅南口のタクシー乗り場に突っ込み3人にけがを負わせ、危険運転傷害罪に問われた男に、静岡地方裁判所浜松支部は10月29日、懲役2年6か月、執行猶予4年の判決が言い渡しました。
判決を受けたのは、浜松市中央区の無職の男(61)です。判決によりますと、男は2月14日午後、酒を飲んだ状態で車を運転し、JR浜松駅南口のタクシー乗り場に突っ込み、タクシーと衝突して運転手ら3人に重軽傷を負わせました。
29日の判決公判で地裁浜松支部の大村明菜裁判官は「死亡事故を生じさせかねない極めて危険な運転行為。強い非難に値する」などと指摘しました。一方で、男が事実を認め、被害者との間で一部示談が成立していることなどから、男に懲役2年6か月、執行猶予4年の判決を言い渡しました。求刑は懲役2年6か月でした。














