ロシアによるウクライナ侵攻後、日本に逃れ、日本の大学で学んでいるウクライナ人留学生たちを招いたレセプションが、東京のアメリカ大使公邸で行われました。

レセプションには、首都圏や関西の大学で学ぶウクライナ人の若者60人が招かれました。以前から難民を日本の大学などに受け入れる形で支援してきた「パスウェイズ・ジャパン」を通じて来日した人たちで、長期の滞在を前提に教育を受けています。

立教大学で学ぶイリーナさん
「私の父と兄弟はウクライナの独立と自由のために戦闘しています。戦争がなるべく早く終わって、ここで身に着けた新しい知識を持ち帰って、新しいウクライナの建設に貢献したいです」

常磐大学で学ぶソーニャさん
「(Q.今でも〔キーウにいる〕家族とよく話しますか?)今は、電源がない時が多くて、あまり連絡取れないです。3日に1回くらい。将来はウクライナで日本文化イベントを開催したいです。大衆文化と伝統的な文化をあわせて。ウクライナのみんなに日本の魅力を見せたいから」

この留学プログラムには、18の大学が参加していて、出席したウクライナのコルスンスキー駐日大使は「以前は日本に留学するのは非常に難しかった。今は、危機をチャンスに変える時だ」と留学生を激励しました。