金の価格が高騰するなか、新潟県長岡市の80代女性が検事を名乗る男から金を買うように指示され、2000万円相当の地金をだまし取られていたことがわかりました。

警察によりますと、9月25日に検事を名乗る男から女性の自宅に電話があり、男は「現金は犯罪収益金に換えられる恐れがあり金に換えた方がいい」と誘い、女性は地金930g(2000万円相当)を購入したということです。
そして10月3日、女性は男からの指示通りに地金をビニール袋に入れて車の前に置くと、女が現れて持ち去ったということです。

比較的安全な資産とされる金の価格は上昇していて、10月17日には1gあたりの店頭小売価格が初めて2万3000円を超えました。
警察は「警察などからお金や金(きん)の話がでたら詐欺を疑ってほしい」と、注意を呼びかけています。














