任期満了に伴う山口市長選挙が26日に行われ、現職の伊藤和貴さんが2回目の当選を果たしました。投票率は過去最低の28.99パーセントでした。
山口市長選挙は開票の結果、現職の伊藤和貴さん(67)が40,677票、新人の佐々木信夫さん(87)が3,291票で、伊藤さんが2回目の当選を果たしました。
伊藤和貴さん
「引き続き希望のある力強い県都山口のまちづくりを進めていきたいと思います。また市民の皆様の声を、しっかり聞きながら進めていきたい。そのような思いを強くしたところでございます」
伊藤さんは山口市出身で市の総務部長や副市長などを経て、前回2021年の市長選で初当選しました。選挙戦では18歳までの医療費の無償化など1期目の実績を強調するとともに、大学生と連携した地域活性化策などを訴えました。
佐々木さんは小中学校の給食費無償化などを訴えましたが及びませんでした。
投票率は前回を15.10ポイント下回る28.99パーセントで、過去最低となりました。
県選挙管理委員会によりますと1985年以降、県内の市町村長の選挙で最も低いということです。














