静岡県森町は10月24日、町の保健福祉センター内にある入浴施設で、国の基準値を超えるレジオネラ属菌が検出されたとして、当面、施設の営業を停止すると発表しました。この浴槽では、2025年6月にも、基準値を超えるレジオネラ属菌が検出され、一時営業を停止していました。
レジオネラ属菌が検出されたのは、森町保健福祉センター内望月プラザ「もりの湯」の西側浴槽です。森町福祉課によりますと、10月17日に2か月に1回の水質検査を行ったところ、国の基準値(100mlあたり10CFU未満)を超えるレジオネラ属菌が検出されたということです。
森町では、結果が明らかとなった24日午後より、施設の営業を停止するとともに、静岡県西部保健所に報告しました。今後、浴槽などの薬品洗浄を実施し、再度水質検査を行い、安全が確認されれば、営業を再開するとしています。
今回、レジオネラ属菌が検出された浴槽は毎日、男湯と女湯を入れ替えていて、検査を実施した17日から22日までに420人が利用しましたが、24日時点で健康被害などの報告はないということです。
この浴槽では、2025年6月にも、基準値を超えるレジオネラ属菌が検出され、一時営業を停止していました。














