香川県高松市男木島(おぎじま)の男木島灯台(おぎしまとうだい)が国の重要文化財に指定される見通しとなりました。
130年前から備讃瀬戸の航路の安全を支え続ける、男木島灯台【画像①】です。近代化に伴い主要航路の要衝に設置された洋式灯台のひとつで、近代の海上交通史上価値が高いとされています。
良質な花崗岩をていねいに加工した、石造物としての完成度の高さも評価されました。指定の対象には、灯台守が住んでいた「旧吏員退息所」【画像②】や「旧第一物置」【画像③】も含まれます。
高松市の大西市長は「魅力ある文化財として保存と活用に取り組んでいく」とコメントしています。男木島灯台は映画「喜びも悲しみも幾歳月」のロケ地としても知られています。














