6日、長崎市中心部で発生し、2人が遺体で見つかった火事で、残る1人の住人の捜索が8日も続いていますが、これまでのところ発見には至ってません。

（田中聖也記者）
「午前9時半過ぎです。2日目の実況見分と捜索が始まりました」


6日、長崎市油屋町で起きた火事では、木造2階建ての住宅を全焼するなど、周辺のビルや住宅、合わせて7棟が焼けました。
火元とみられる住宅には、80代の男性と43歳の娘、8歳の孫娘の3人が住んでいて、7日、焼け跡から娘と孫娘と見られる2人の遺体が見つかりました。
しかし、80代の男性は未だ発見に至っておらず、8日も捜索が続いています。


（付近住民）
「去年お父さん（80代男性）が脳梗塞で倒れて介護状態になって…早くお父さんが見つかってくれれば良いなと思います」


警察と消防は男性の捜索が完了し次第、本格的な実況見分を行うことにしています。