岩手県が学費などを負担する県費留学の制度を利用して県立大学で学ぶ留学生が県
庁を訪れ、達増拓也岩手県知事に研究の状況などを報告しました。

県庁を訪れたのは、南米のパラグアイ出身の小原響さん25歳です。
小原さんは、県が学費や滞在費、渡航費などを負担する「県費留学」の制度を利用し、1日から岩手県立大学で学んでいます。

小原さんが大学で研究するのは、スマホ依存の改善を目的としたAIを用いた技術で、24日は達増知事に研究の状況を報告しました。
自身はパラグアイで生まれ育ちましたが、小原さんの母と父方の両親がいずれも県内出身で岩手との縁は深く、現地では幼い頃から鬼剣舞にも取り組んでいるといいます。

(小原響さん)
「(岩手での生活は)僕にとってはすべてが新鮮で楽しい。日本の良い文化も学べたらいいと思う」
小原さんは2026年3月までの半年間、県内での学びを深めるということです。














