松川選手が「怪我で得たもの」
ー右肘の怪我をされて、途中でリーグを離脱するというアクシデントに見舞われたわけですが、そこから指名打者として復帰するにあたって葛藤とか、どういう困難を乗り越える、どんなことを取り組んできた?
「本当に怪我をして、万全じゃない状態の中でも、DHで使っていただいてる、本当にそこは監督さんにとても感謝していますし」
「自分1人じゃどういうふうにやっていいのか、DH、自身は初めてなので、どういうふうにやっていけばいいかっていうのも分からない部分もあったんですけど」
「やっぱり特に同級生含めて試合に出ているメンバーだったりが、一番の支えになっていましたし、打てないときでも周りがしっかりとカバーしてくれたので、自分はその分試合にしっかりと臨める状態は常にできています」
ー怪我をしたことで、逆に学んだことというか、自身にとってプラスになったことは?
「外から練習を見ることが、ノックなど入れなかった時期が多かったので、そんな中でも、自分が今までフィールド内から見たことない景色は、とても実感しました」
「キャプテンとしての能力っていうのは、監督さんにありがたいお言葉を常にいただいて、メンタル面の方でもチームのことをしっかりとやっていくっていう中で、自分は本当に怪我を通して、自分に怪我がなかったら、得られていないものもあったと思うので、怪我をしたことによって、周りのことだったりとか、今まで考えられなかった部分というのを考えることができました」
ーそれはやっぱり周りのサポートへの感謝とかになるんでしょうか?
「感謝もそうですし、本当に物事一つ一つを丁寧に考えるという。本当にその日その日をただ淡々と過ごすだけでは成長はしないので、しっかりと物事を的確に捉えて考えていくっていうことを学ぶことができました」
ー逆に怪我によって生まれた時間を、そのプレーの質を向上させるためにどんなふうに生かしていくかとかは?
「自分の結果どうこうっていうよりかは、本当にチームが勝つために自分がどれだけチームのために本当にベストを尽くせるか、チームのためにどれだけ自分が思い切ってプレーできるかっていうところも身についたかなと思います」
ーフォームの改善とか、自身のプレースタイルを見直す機会にもなったんでしょうか?
「いやそこは特に勝手にフォームとかは崩れていきますし、毎回毎回同じスイングだったりとかできないと思っているので、そこはあまり考えてはないです」
ー今、怪我の状態というのはどのぐらい回復してきている?
「順調に来ています」














