エボラ出血熱など、1類感染症の発生に備えるための患者の受け入れ訓練が、きのう(23日)香川県立中央病院で行われました。

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訓練は、1類感染症のエボラ出血熱が発生した国から、別の地域を経由して帰国した男性に発熱の症状が出たとの想定で行われました。

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香川県で唯一、1類感染症に対応する県立中央病院に患者役が移送され、防護服を着た医師らによって感染症病棟に運び込まれました。病棟では検体採取や処置など一連の手順が確認されました。

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(香川県立中央病院 青江基副院長)
「まわりの近隣の皆さまに感染を広げない。われわれのところで水際で食い止めるということがスムーズにできるようにしていきたい」

今回の訓練では初めて、2類感染症に対応する坂出市立病院との連携も確認されました。