アメリカのトランプ大統領がロシアのプーチン大統領との首脳会談を中止したうえで、ロシアに新たな制裁を科すと表明したことについて、ロシア外務省のザハロワ報道官は23日、「ロシアはすでに欧米の制裁に対する免疫があり、特に問題は生じない」と主張。「極めて逆効果であり、ウクライナ紛争の解決に向けた実質的な交渉の進展を妨げるものだ」と非難しました。
また、トランプ政権が「前のバイデン政権と同じようにロシアへの不当な制裁で国益を損なわせようとしても結果は同じだ。世界経済の安定にとってマイナスになる」と主張しました。
このほか、ザハロワ氏は、16日に行われた米ロ首脳による電話会談で合意された内容の実施に向け「アメリカ国務省と引き続き連絡を取り合う」として協議を継続する姿勢も示しました。
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