未来の自分を想像し仕事選びに役立ててもらおうと23日、山口県下関市の小学校で建設業について学ぶ授業がありました。

江浦小学校の6年生38人が建設業の仕事を学びました。江浦小では「未来の自分を想像しよう」と総合的な学習の時間にキャリア教育学習を進めています。

講師は、市内の建設機械レンタル会社「キロク」の社員です。

児童は、重機シミュレーターとドローンの操作を体験しました。重機シミュレーターでは、石をトラックに積み込む作業を疑似体験しました。ドローンの操作は、体育館の屋根に吊るされた問題を撮影し、解答するゲーム形式で行われました。人の手が届かない場所で使われるドローンの役割を理解したようでした。

児童
「ショベルカーの運転が1回目はひどかったけど、2回目がすごくできてうれしかったです」
「操縦は難しかったけど、意外に楽しくてよかったなと。機会があったら、こういう仕事をやってみたいなと思いました」

キロク 商品開発事業部 松田遙 係長
「建設業に興味を持ってもらって、将来の選択をするタイミングで、そういえばあの時あんなことをやってみて楽しかったな、そういうのに携わる仕事に就いてみたいなって思ってもらえればいいかなって」

江浦小学校では、今後は地域の企業を訪ねて仕事を体験する機会を作りたいとしています。