内閣府が発表した今年7月から9月期のGDP=国内総生産の改定値は、年率換算で実質0.8%のマイナスで、先月発表された速報値から上方修正されました。民間企業による在庫の積み増しなどが寄与した形です。
内閣府によりますと、今年7月から9月のGDP=国内総生産の改定値は、物価変動の影響を除いた実質で年率0.8%のマイナスでした。先月発表の速報値では年率1.2%のマイナスだったため、上方修正された形です。
最新の統計を反映させた結果、速報段階では押し下げ要因だった「民間在庫」が企業による原油などの在庫積み増しにより、押し上げに寄与しました。
一方、「個人消費」は9月に外食が落ち込んだことから、速報値のプラス0.3%からプラス0.1%に下方修正されました。
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