来年の干支である「丙午」をデザインした香合の窯出しが岡山県倉敷市の天神窯で行われました。

倉敷市の天神窯では陶芸家の岡本篤さんが毎年、干支にちなんだ香合を作っています。

けさ(23日)は、3日前に窯入れした馬の香合約200個を次々と取り出し、出来栄えを確かめました。今年の春に馬を観察し、イメージを膨らませていたという岡本さん。

「辰砂」と呼ばれる赤色の釉薬を使い、馬の力強さを表現したということです。

(陶芸家 岡本篤さん)
「飛躍するというか、一歩ずつ歩いていく。自分の気持ちを前に出して動いていこうという形です。私は上手くできたと思う」

馬の香合は、倉敷市羽島の天神窯で、あす(24日)から開かれる展示会で披露されます。