木原官房長官は22日、高市内閣の副大臣・政務官人事で政治資金収支報告書に不記載のあった議員が7人起用された理由について、「全員参加」「全世代総力結集」という考えのもとで「適材適所の人事」を行ったと説明しました。
高市総理は22日、副大臣、政務官の人事を固めました。このうち副大臣では、いずれも旧安倍派で、収支報告書への不記載があった▼根本幸典衆院議員、▼佐々木紀衆院議員、▼堀井巌参院議員、▼酒井庸行参院議員の4人を起用しました。
また政務官では、▼加藤竜祥衆院議員、▼小森卓郎衆院議員、▼高橋はるみ参院議員の3人を起用しています。
岸田政権、石破政権では、派閥の裏金問題に関わった議員の政務三役への起用を見送っていて、野党側からは「説明が必要だ」と反発する声があがっています。
今回の人事について、木原官房長官は会見で「適材適所の人事を行った」と強調しました。
木原稔 官房長官
「全員参加。全世代総力結集という考えのもとで、適材適所の人事を行ったところです」
その上で木原長官は、各議員が党における処分を受けるか役職を辞任しているほか、政治倫理審査会における説明責任を果たしていると強調しました。
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