サッカーワールドカップの戦いを終えた日本代表が7日、大会が行われているカタールから日本に帰国した。その後行われた会見に出席した森保一監督(54)は「現地カタールで応援してくださったサポーターの皆さん、そしてメディアの皆さんを通して日本から熱い共闘のエールが届いていたおかげで我々はそして選手は心強く勇気を持って世界に挑むことができました」と何度も感謝を述べた。
ドイツ・スペインと強豪国を破り、グループリーグを首位通過した日本代表。メンバー19人が初出場というチームで挑んだが「ベテランの力はまだまだ大切。これまで引っ張ってくれたことに感謝は尽きない」と話し「選手たちは個の良さと団結力を持って世界と戦えることを示してくれた」と労った。
「今回の我々の戦いを日本の国民の皆さんに喜びと活力をもたらすことができていれば本当に幸せです」と森保監督。「日本人の魂を持って、そして日本人の誇りを持って日本のために戦って日本のサッカーの価値を世界に認めてもらうということを共有しながら戦ってきました。その気持ちをサポーターの皆さんと共有しながら世界の舞台で戦えたことは非常にうれしく思っています」。「日本の若い人たちも素晴らしい力と可能性を持っていると思いますので我々日本代表の選手の姿を見ていただき『俺たちもできる』という自分たちの可能性を信じて。そして自信を持って成長していってもらえたら本当にうれしい」とメッセージを送った。
クロアチアにPK戦の末敗れ、目標としていた“ベスト8”には届かなかったが、世界を驚かせた日本代表。「新しい景色を見ることはできませんでしたが選手たちが、新しい時代を見せてくれたと言う風に思っています」と前を向く。「しかしながらまだまだ新しい時代の入口にしか過ぎないというふうに思っています。これから我々が世界でより勝っていくためにも国民の皆さんの後押し、そして共闘が力となります。今後とも一緒に我々と戦っていき世界の壁を乗り越えて皆で喜べるようにやって行ければというふうに思います。これまでの応援、ありがとうございました。そしてこれからも日本のサッカーは日本の社会に貢献できるように精一杯頑張っていきたいと思いますのでこれからも応援よろしくお願いいたします」。サッカー界へのサポートを呼びかけ、熱い思いを語った。
キャプテンの吉田麻也(34)は「試合後に泣きすぎて体調を崩していて、いま、すこぶる体調が悪い(笑)」としながらも急遽会見に参加した。目標まであと一歩のところで涙をのんだが「チームが一丸となって戦いましたし、結果が出てないのに、こういうことを言うのもなんなんですが、今までで一番短いワールドカップだったんですけど一番楽しかったです」。決戦から時間が経ち、清々しい表情だった。
自身は3回目の大舞台だが「日本からたくさんのメッセージが届いて、皆がすごく応援してくれてその中で日本代表としてプレーする事っていうのは本当に素晴らしいことだな、かけがいの無いことなんだなというを毎日、かみしめながらトレーニングに励みました」という吉田。若いチームを、4度目のW杯となった川島永嗣(39)、長友佑都(36)らベテラン勢で支えた。
来年6月には同じカタールでアジアカップが開催される。「ここで歩みを止めてはいけない」と話した吉田。「アジアのタイトルを取り返して、まずアジアの頂点に立って。そのあとはパリ五輪もありますし、そこから最終予選がはじまり、つぎのW杯へと戦いが続いていくわけで、これからもずっとこの戦いは続いていくし、サッカー選手である以上毎日のこの戦いに打ち勝っていかないといけないんじゃないかと思ってます」と力強く語った。
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