23日に東京都内でプロ野球ドラフト会議が行われます。ことしもプロの世界を目指す選手たちが富山から吉報を待ちます。ことしの夏の高校野球富山大会で初優勝、夏の甲子園初出場の未来富山からは江藤蓮投手が注目されていて、江藤投手は「今までやってきたことを信じて待つだけ」と運命の日を待っています。

ことし富山県内の通信制高校として初めて甲子園に出場した未来富山。エースで4番、チームを引っ張ったのが江藤蓮投手です。

未来富山 江藤蓮投手
「今の心境としては今までやってきたことを信じて待つだけ」

江藤投手の持ち味は最速145キロのストレートと、スライダーやカットボールなどの変化球。力強いまっすぐで押し、切れのある変化球でかわして相手打者を翻弄します。

7月に行われた夏の富山大会の決勝。高岡商業相手に9回155球を投げ切り、初の甲子園出場を決めました。

そして初の甲子園となった8月11日の高川学園(山口)戦。江藤投手は立ち上がりを3者凡退に抑えますが、相手の4番にホームランを許すなど8失点でチームは初戦敗退となり、悔しい結果となりました。