盆栽の魅力を発信しているフランスのYouTuberが、日本を代表する「高松盆栽」を世界に向けて紹介しようと、香川県高松市にある盆栽園の撮影に訪れました。
「こんにちは」
高松市の神高松寿園にやってきたのは、フランスを拠点に活動するYouTubeチャンネル「NEJIKAN BONSAI」の4人【画像①】です。
県の販路開拓事業の一環で訪問が実現しました。撮影が始まると、園主がしていた作業に興味津々…どのように手入れをしているのか、質問が止まりません。
(YouTuber)
「盆栽の手入れにどれぐらい時間をかけてきましたか」
(園主)
「これは接ぎ木ですが、接ぎ木をしてから100年くらい」
「NEJIKAN BONSAI」は、全世界に19万人以上の登録者がいるYouTuberで、初心者から上級者まで幅広い層に向けて盆栽の知識を発信しています。
(YouTuber)
「この中で1番これはというものはどれですか」
最も関心を引いたのが、力強い幹が特徴的な黒松【画像③】です。総理大臣も務めた大隈重信がかつて所有していたもので、価値ははかれないといいます。
このほかにも、枝が地を這うように広がる庭木の黒松【画像④】など、香川が誇る高松盆栽の魅力を余すことなく撮影していました。
(NEJIKAN BONSAI ガビー・ベッカーさん【画像⑤】)
「時間が経つにつれて、私たちの動画が助けになり、人々が日本から多くの盆栽を購入することを願っています」
(神高松寿園 園主 神高恵二さん【画像⑥】)
「世界に盆栽が広がるようにとみなさん努力しているので、(園にとっても)YouTubeで発信することはそれなりに意味がある」
4人は、今月26日ごろまで香川県に滞在し、盆栽イベントなどの撮影を続ける予定だということです。














