きのう新たに就任した茂木外務大臣は、都内で開催されているウクライナの地雷対策に関する国際会議で、地雷除去や現地の復興に向けて日本の支援を強化していく考えを示しました。

茂木敏充 外務大臣
「外務大臣に就任してまだ2日目の朝でありますけれど、就任後初の我が国主催の国際会議が、いまだ戦時下にあるウクライナへの支援、そしてその中でも特に重要な課題である地雷対策がテーマの会議で、議論を交わせることを大変光栄に思っております」

日本が主催するウクライナ地雷対策会議はきょうから2日間の日程で行われ、ウクライナやアメリカなど75の国と機関が参加しています。

茂木外務大臣は冒頭、「地雷対策の議論と取り組みを先導することが、我が国の一大ミッションで責務だ」と述べ、ウクライナへの支援を強化する考えを示しました。

会議では、▼地雷対策に関わる人材の育成や技術の強化や、▼地雷を除去した後の復興支援、▼地雷対策の知見があるカンボジアやコロンビアといった第三国との連携などについて意見が交わされる予定です。