検討が進められていた、「岡山市民会館など市が所有する岡山城周辺の土地」の整備の方向性について、岡山市は当面、「旧内山下小学校を除いた部分を、公園として整備すること」を明らかにしました。

岡山城の周辺にある、岡山市民会館など3ヵ所の市有地について、岡山市は「回遊性向上などのためオープンスペース=公園として整備」できるよう検討しています。

一方、旧内山下小学校などについては、地域の住民から「アート拠点として活用を求める声」も上がっていました。

きょう(7日)の岡山市議会で、担当局は「民間事業者との対話などを踏まえ、当面は校舎を残して整備する方針」を明らかにしました。

(岡山市 吉田元紀 政策局長)
「校舎等については暫定活用を継続し、オープンスペースとしての利用状況などを勘案しながら改めて取り扱いを検討する」

岡山市では、今年度中に整備方針をまとめ、来年度から「オープンスペースの設計」等に取り組むということです。