BPO=放送倫理・番組向上機構は、今年3月に放送された日本テレビのバラエティー番組「月曜から夜ふかし」に「放送倫理違反があった」との意見を公表しました。
問題となったのは日本テレビが今年3月24日に放送した「月曜から夜ふかし」です。
番組では、中国出身の女性に対するインタビューをつぎはぎして編集し、実際にはそう話していないのに「中国でカラスが少ないのはみんなが食べるから」という文脈で話したかのように放送しました。
BPOの放送倫理検証委員会は「事実に基づかない虚偽の内容の放送をした」と指摘。
▼チェック体制の責任の所在が不明確だったことや、▼不正抑止の仕組みが機能していなかったこと、▼笑いやオチを優先し不正リスクの軽視につながった組織風土などが不正につながったとしています。
日本テレビは「BPOの意見を真摯に受け止めて、再発防止に向けた体制の強化や社員・スタッフの研修に取り組む」などとコメントしています。
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