天皇・皇后両陛下をはじめ皇族方に贈られる「献上りんご」の選果と箱詰め作業が、今年も黒石市にある青森県りんご研究所で行われました。
青森県黒石市のりんご研究所は1928年から、その時の主力品種を中心に研究所内でとれたリンゴの中から良いものを選んで皇族に献上しています。
7日は、昔ながらのかすりの作業衣姿の職員4人がガーゼやブラシでリンゴを磨き上げたあと、和紙で1つ1つ丁寧にくるみ、28個ずつ箱詰めしました。
今年贈られるのは「ふじ」と「王林」で、糖度14前後のものを揃えたということです。
※青森県りんご研究所 初山慶道所長
「8月に大雨等がありましたが、大きくておいしいリンゴの仕上がってきたと思う。青森県の生産者の思いがこもったもの。そういうことに思いをはせてもらいながら食べてもらえれば。」
「献上りんご」は9日、天皇・皇后両陛下をはじめ7つの宮家に届けられることになっています。
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