盛岡市の小学校で21日、児童がプログラミングを学ぶ出前授業が行われました。
講師を務めたのは、近くの高校に通う生徒たちです。

出前授業が行われたのは、盛岡市の緑が丘小学校です。
「さんこうデジタル塾」と題して行われたこの取り組みで講師を務めたのは、小学校と同じ地域にある盛岡三高の1年生41人です。

この取り組みは、小学生に早い時期からプログラミングに触れてもらおうと盛岡三高が企画しました。
また児童に教えることで生徒のプログラミングの理解度も高めようという狙いもあります。

21日は6年生27人がグループに分かれて、プログラミングの基礎を学びました。
そして出前授業の後半では、プログラミングを使って6足歩行のロボットを自在に動かしていました。

(児童)
「プログラミングの仕組みががちょっと分かった気がします。(プログラミングは)すごい繊細だと思った」

(盛岡三高生)
「すごい吸収が早くてやっぱり今の時代の子たちだなと、すごいなと感心しました。自分もプログラミングの授業を大切にしていきたいと思いました」

この出前授業は、22日と23日も緑が丘小学校の6年生の別のクラスを対象に行われる予定です。