山口県内最大の労働団体・連合山口が20日、社会貢献活動を行う団体にカンパ金を贈呈しました。
この活動は、さまざまな社会貢献活動を支援しようと、労働団体の連合が毎年、全国で取り組んでいるものです。
今回カンパ金が贈られたのは、事件や事故、病気などで家族を亡くした人に寄り添って支援をする「グリーフサポートやまぐち」と、浴衣の無償貸し出しなどを行う「地域もりあげ隊☆」です。若い世代に着物に興味を持ってもらおうと、車内で着付けができるトラックも使いながら活動しています。
グリーフサポートやまぐち 京井和子 代表
「今後も、本当に小さな頑張っている団体を連合山口さんが見つけて、助成をしてくれるとうれしいなと思ってます」
地域もりあげ隊☆ 杉本智子 代表
「もっともっと子どもたちが笑顔になれるように、使わせてもらいたいと思ってます」
カンパ金は1団体30万円で、全国の組合員から募ったものが原資となっています。
連合山口 伊藤正則 会長
「賃上げとか労働条件向上ということだけでなくて、幅広くみなさんと活動することで、より市民目線に立った運動もできるという風に思っています」
連合山口は、今後もこの支援活動を続けたいとしています。