岩手県内の稲刈りの進み具合は10月15日時点で、県全体で96%となっていて、平年よりも早いペースで刈り取りが進んでいます。

県によりますと、県内の稲刈りの地域別の進捗率は、「東部」と「北部」が97パーセントと最も進んでいて、「北上川下流」が96パーセント、「北上川上流」が95パーセントとなっています。
県全体の進捗率は96パーセントで2024年の同じ時期と比べると2ポイント、過去10年間の平均よりも10ポイント、それぞれ高くなっています。

2025年も2024年、2023年並みに高温が続いて稲の生育が早まったことから、県全体で刈取りの最盛期が平年より8日ほど早まっています。
県は刈り遅れによる品質の低下などを防ぐため、速やかに刈り取りを終えるよう呼びかけています。