日本と韓国の高校生が19日、山口県宇部市の長生炭鉱を訪れ、犠牲者を悼みました。
宇部市の長生炭鉱を訪れたのは、韓国・南星女子高校の生徒10人と、サビエル高校、萩光塩学院高校の生徒です。歴史を通してお互いの交流を深めようという狙いです。
長生炭鉱では戦時中の水没事故で、朝鮮半島出身者136人を含む183人が犠牲になりました。
生徒は排気筒・ピーヤが見える海岸から花をささげ、183人の犠牲者を悼みました。
南星女子高校生徒
「こんなにたくさんの日本人と韓国人が犠牲になったことを初めて聞いたので、驚きました。これからも歴史について勉強したいと思いました」
生徒は21日までホームステイや歓迎会などを行い、交流を深める予定です。