17日午前、北海道石狩市のサケのふ化養殖施設のプレハブ小屋の扉が破壊されているのが見つかりました。警察は、現場の足跡などからクマによる被害とみて警戒を強めています。

警察によりますと、17日午前11時半ごろ、石狩市厚田区にあるサケのふ化養殖施設の近くを通りかかった人が、施設の扉が破壊されているのを見つけました。

扉のガラスにはクマの足跡が付着していて、アルミ部分が破られていました。

また、施設の中にあったサケの餌が数袋破られ、食べられていたということです。

この施設は、6月以降は誰も使っておらず、クマの痕跡も新しいものではないとみられています。

現場は、近くの住宅から200メートルほど離れていて、警察はパトカーを走らせるなど警戒活動を実施しています。