世相を最も映した料理を決める“今年の一皿”。今年は「冷凍グルメ」、「ガチ中華」「乳酸菌飲料」といったキーワードがノミネートされました。どれが選ばれたのでしょうか。
こんがりと焼き色がついたアツアツのラザニア。こちらの店の看板商品です。早速、お客さんのもとに運ぶのかと思いきや…
「こちらは冷凍での販売用なので、今から急速冷凍庫に入れます」
すぐに冷凍したのです。
こちらの店では去年、急速冷凍機を導入。トリッパの煮込みやドリア、揚げパンなど20種類ほどを販売。冷凍だけで月に15万円以上を売り上げることも。
きっかけは、コロナでした。
M'sリビング 森 文恵マネージャー
「コロナ禍で飲食店が厳しくなってしまった中で売り上げを上げたいという思いがあり、販売網を広げようと」
大手グルメサイトが発表した“今年の一皿”。コロナ禍で現地に行けなくても本場・中国の味を楽しめる「ガチ中華」や「乳酸菌飲料」がノミネートされる中…
ぐるなび総研 滝久雄社長
「“冷凍グルメ”です」
巣ごもり需要で活用が広がった冷凍食品は、“グルメ”の地位を確立したと評価されました。
こんな冷凍食品も。冷凍の寿司です。
左が握りたて、右が解凍した中トロ。見た目もほとんど変わらないようです。
握りたてを食べたうえで、解凍した寿司を試食すると…
国山ハセンキャスター
「解凍された感覚は、味覚ではまったく感じられないです」
冷凍グルメの広がりに松屋銀座は今年8月、デパ地下に専用コーナーを設置。
銀座を代表する有名店のロールキャベツやチキンソテーなど、300品目以上を販売しています。中には、1万円を超える高額品もありますが、この3か月で想定の1.5倍を売り上げたといいます。
コロナ禍が生んだ冷凍グルメが日本の食卓を変えるかもしれません。
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