経済的に苦しい中学生の高校進学を支援する「みやざき子どもほほえみ基金」の運営委員会が宮崎市で開かれ、昨年度は39人に20万円ずつ給付したことが報告されました。
「みやざき子どもほほえみ基金」は、子どもの支援活動などに取り組む奉仕団体「宮崎キワニスクラブ」が2015年に設立したものです。
15日は、寄付団体の関係者らが出席した運営委員会が開かれ、昨年度は応募があった72人のうち39人の中学3年生に高校進学の支援金として1人あたり20万円を給付したことが報告されました。
これで支援金を給付した生徒は341人にのぼりました。
(みやざき子どもほほえみ基金 兒玉邦彦 事務局長)「支援を受けた人が、次なる支援につながるような協力をしてもらえれば、すごくうれしいと思っている。社会を支える人物として人材として大きく育ってもらえればと思う」
「みやざき子どもほほえみ基金」では、今年度も来年4月に高校に進学する生徒35人前後に支援金を給付することにしています。
注目の記事
新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット「嘘だと思われる」ユーチューバーへの取材で見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威

「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」









