岩手県釜石市で誤って海に転落した釣り人を救助したとして、県内に住む男性3人に15日警察から感謝状が贈られました。 

釜石警察署の松本一夫署長から感謝状を贈られたのは、奥州市の畠山健太郎さん、北上市の佐藤清さん、奥州市の千田雄一さんの3人です。

3人は9月7日の午後3時50分ごろ、釜石漁港の防波堤で釣りをしている最中に誤って海に転落した盛岡市の20代の男性に対して、ロープやライフジャケットを海に投げ入れるなど連携して救助にあたりました。
警察によりますと、海に転落した男性はライフジャケットを身に着けておらず、救助が遅れれば重大な事故につながる可能性もあったということです。

救助にあたった奥州市の千田雄一さんは「無我夢中だったが無事でよかった。自分も気を付けないといけない」と話していました。