16日未明、福岡県中間市で住宅2棟が焼け、このうち火元となった木造平屋建ての住宅から1人の性別不明の遺体が見つかりました。

16日午前4時45分ごろ、中間市中尾で「隣の家が燃えている」などと近隣住民から警察に通報がありました。

火はおよそ1時間半後に消し止められましたが、末吉己鶴さん(91)が住む木造平屋建ての住宅がほぼ全焼したほか、隣接する住宅の一部が焼けました。

このうち末吉さんの自宅から1人の性別不明の遺体が見つかっています。

警察によりますと、末吉さんは妻と2人で暮らしていて、妻は外に逃げ出したため無事でしたが、末吉さんと連絡が取れていないということです。

現場は筑豊電鉄沿線の住宅街で、警察と消防は遺体の身元の確認を進めるとともに末吉さんの妻から話を聞くなどして火が出た原因を詳しく調べています。