JAしまね 竹下克美 組合長
「令和の米騒動といわれる中で学校給食の現場、大変お困りになっている、ご苦労なさってるということを聞いて(寄付することに)」
15日、JAしまねの竹下克美組合長が島根県の丸山達也知事に手渡したのは、県内産「きぬむすめ」の新米です。
光熱費にコメ価格高騰で給食の調達費が1割ほど上がった自治体もある中、県内すべての公立小中学校などの2日分の給食に相当する合計10トン、店頭価格で1000万円相当が寄付されました。
JAしまね 竹下克美 組合長
「健康ですとか、あるいは成長を支えて行く点で、やはり学校給食の供給することによってこれを支えたい」
コメは今後、各市町村に届けられ、公立小中学校などの給食に使われます。
JAではコメ作りのチラシを用意し食育にも期待しています。
JAしまね 竹下克美 組合長
「来年6月末は非常に大きな(供給量)緩和状態になると予想されてますので、これから冬に向けて、店頭の価格というのは落ち着いて来るんじゃないか」
竹下組合長は、米価は今後落ち着くとの見方を示し、丸山知事は関係者と緊密に連携して国に対応を働き掛けると答えました。