地震や津波の発生をいち早く検知する南海トラフ海底地震津波観測網「N-net(エヌネット)」、気象庁は地震の観測データを緊急地震速報に活用する運用を15日から始めました。
観測網の近くで地震が発生した場合、緊急地震速報が最大20秒ほど早まることが期待されるということです。
南海トラフ海底地震津波観測網「N-net」は、防災科学技術研究所がおよそ6年かけて整備したもので、今年6月に高知県沖から日向灘の海底までの観測網が完成しました。
そして、気象庁は15日正午から沖合の海底18地点に設置された地震計のデータについて緊急地震速報への活用を始めました。
これにより、四国沖から日向灘にかけて発生する地震で発表される緊急地震速報が、最大20秒程度早まることが期待されます。
気象庁は「今後も緊急地震速報の改善に取り組む」としています。
注目の記事
「“離脱して良かった”という声の方が多い」自公連立に“終止符”を打った会談の裏側と「高市総裁は総理になれるのか?」公明・斉藤代表に聞いた【news23】

敗者の脳は語る— マウス社会の「負けグセ」をつくるスイッチを発見! 脳から特定の部位を取り除くと…

【クマ襲撃】被害者の9割が顔面損傷…鼻がなくなり骨は粉砕「体を大きく見せようと立ち上がって…」医師が語るクマ外傷の実態 47歳男性はあの日を境に人生が一変

特集戦後80年「総理所感」は何を伝えたのか 沖縄戦体験者「歴史直視を」

「あの日までのお母さんも死んだ」“たった15分の横着”が奪った夫と日常 1枚800kgの鉄板落下事故 被害者家族が訴え「被害者にも加害者にもさせないために」


乳房再建は “形” でなく “生き方” 取り戻す治療…富山大学で進む乳房再建の最前線
