災害への備えは、進んでいますか?特集は、宮崎県内の企業が開発した非常用トイレに注目します。このトイレ、「防災グッズ大賞」で専門家に評価され、優秀賞を受賞しました。どんな特徴があるのでしょうか。

発砲スチロール容器の製造・販売を手がける日南市南郷町の「南郷包装」。普段は、食品用の容器を製造していますが・・・
(南郷包装・川野純一社長)「ハッ!トイレ君という商品を作りました」

漬物用容器を生かして開発された非常用トイレ。そのきっかけはコロナ禍でした。
(南郷包装・川野純一社長)「不要不急の外出を控えてとなり、なかなか活動できなかった。そのときに、新規の需要を創出できなかったが、何か新しい商品ができないかなと思って(開発した)」


去年1月の能登半島地震をきっかけに商品化が加速。
去年10月から販売が始まり、この1年間で1200個以上を売り上げました。