宮崎県内の路線バスなどを無料で利用できる「バス無料デー」が15日実施されます。

利用する場合、どのようにしたらいいのでしょうか。利用方法をまとめました。

(丸山敦子記者)「県内の路線バスなどを対象にした今回の取り組み。どこから乗っても、どこで降りても無料で利用することができます」

「バス無料デー」は宮崎県や市町村、それに交通事業者でつくる県バス利用促進協議会が初めて行うものです。

対象となるのは宮崎交通のほか都城市内で運行する高崎観光バスと本村交通、それに西都・児湯地区で運行する三和交通などの全ての路線バスです。

また、延岡市と日向市、それに門川町が運行するコミュニティバスと乗合タクシーも対象で、いずれも事前の申し込みは不要です。

平日1日およそ2万5000人が利用する宮崎交通の場合、利用客は乗車する際に整理券を取り、降りる際に運転席で回収します。交通系ICカードは料金が発生するので、タッチは不要です。

(県総合交通課・内田祥太さん)「やはり公共交通機関は使っていただかないと今のサービスの水準を維持していくのは厳しいかと思いますので、ぜひ利用していただいて、利用を増やすことで公共交通機関を維持していくことにつながっていけばと思っています」

実施日は、15日と今月19日、それに12月17日と21日の4日間で、県は利用客へアンケートを実施し今後の取り組みに活用したいとしています。

県内のバス停で乗降する場合が無料で、県内在住者に限らず、誰でも何度でも利用可能です。