入居者の安否確認や見守りなどを行う「居住サポート住宅」が全国で初めて、北九州市で認定され、武内市長が視察しました。

全国初の「居住サポート住宅」に認定されたのは、ホームレスの支援などを行う認定NPO法人「抱樸」が運営する小倉北区のマンションの一室です。

「居住サポート住宅」は、日常生活の援助が必要とされる人向けの住宅で、センサーによる安否確認を行うほか、職員が定期的に訪問して入居者を見守ります。

改正住宅セーフティネット法の施行に伴い今月から認定制度が始まり、この住宅が全国第1号に認定されました。

14日は武内市長が部屋の設備などを視察しました。

北九州市 武内和久市長
「北九州市でこういった新しい見守り・ケアの形、家族的なつながりの形が実現することは大変ありがたい、心強いことだと思います」

抱樸 奥田知志理事長
「いよいよ我々が北九州市でやってきたことが全国的にも始まった」


「居住サポート住宅」について国は今後10年間で、全国に10万戸を整備する方針です。