イスラエル軍は、パレスチナ自治区ガザでのイスラム組織ハマスとの停戦が発効し、合意したラインまで部隊を撤収したと発表しました。
記者
「停戦開始の予定の時間のまさに1分前ですけれども、今も大きな爆発音が聞こえました。ガザの北部、あのように煙が立ち上っている様子がわかります。停戦発効の本当に直前ギリギリまで、ガザへの攻撃を強めている様子がわかります」
イスラエル軍は10日、ハマスとの停戦が現地時間の正午、日本時間の午後6時に発効したと発表しました。
軍は、停戦発効時間の直前まで攻撃を繰り返し、JNNのカメラは、ガザ北部での爆発の様子を捉えました。
また、イスラエル軍は、合意したラインまで軍の部隊を撤収させたとしていて、軍用車両の移動にともなうとみられる土ぼこりが上がる様子も確認されました。
今後は、アメリカが提案した和平計画に基づき、ハマスが拘束している人質48人を解放する見通しで、現地メディアによりますと、解放は13日の正午までに行われる見通しです。
一方、中東メディアは、生存している人質およそ20人の解放は期限内に行われるものの、遺体の返還については遅れる可能性があるとも報じています。
停戦の発効を受けて、ガザでは、避難先から自宅へと戻る多くの住民の姿がみられました。また、海岸線の道路には、イスラエル軍が地上作戦を行っていた北部ガザ市に向けて歩く人の列ができていました。
和平計画の第2段階では、ガザの武装解除や戦後統治などが盛り込まれ、今後、交渉が行われる見通しですが、これらに対するハマスの考えは明らかになっておらず、計画通りに進むかどうかは、依然として不透明です。
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