自民党の高市早苗総裁が「中国の内モンゴル自治区で弾圧が続いていることに憤りを禁じ得ない」と中国共産党を批判したことについて、中国政府は日本側に厳重に抗議したことを明らかにしました。
きのう、都内で開かれた中国・内モンゴル自治区の人権問題について議論する集会に、自民党の高市総裁は「南モンゴルにおいて中国共産党による弾圧が続いていることに憤りを禁じえない」と中国政府を批判するメッセージを寄せました。
高市総裁は、自民党所属議員で構成する「南モンゴルを支援する議員連盟」の会長としてメッセージを寄せたということです。
これについて、中国外務省の報道官は10日の記者会見で「中国の内政に干渉するものだ」として、日本側に強く抗議したことを明らかにしました。
中国外務省 郭嘉昆報道官
「人権問題を政治化し道具として使うことで中国のイメージを損ない中国の発展を遅らせようとするたくらみは、必ず失敗に終わる」
中国に対し厳しい姿勢をとってきた高市総裁について中国政府は強い警戒感を示しており、会見でも「理性的な対中政策を実行し戦略的互恵関係を推進するよう希望する」とけん制しています。
注目の記事
なぜ多発?各地でクマ被害、原因の1つに「境界線のあいまいさ」か、9月から施行「緊急銃猟」4つの条件【Nスタ解説】

外免切替が厳格化「問題が難しくなった」外国人から戸惑いの声も 住民票の提出義務化、試験内容も大幅見直し

「前の人が足で踏んだら私は手で触りたくない…」和式トイレの水洗レバー「手で押す」?「足で踏む」? 正しいのはどっち?

コーヒー豆を運ぶトラックで「息子は天国に行った」夢を絶たれた29歳のバリスタ 遺志を継いだのは母だった 【人をつなぐコーヒー・前編】

“セクハラ” に揺れる南城市 市議会解散は古謝市長の正当な権限か、乱用か…市議選に2000万円超は税金の無駄? 専門家が語る「制度の想定外」

「いまでも5日は苦手」事件と向き合い続けた父親 娘のストラップはいまも… 20年以上続けたブログにも幕を下ろし 廿日市女子高生殺人事件から21年

