5日朝、佐賀県武雄市の養鶏場で鳥インフルエンザの簡易検査で陽性が確認されました。
長崎県内では波佐見町などが卵とにわとりの『搬出制限区域』に入っていて、長崎県は緊急消毒を行うことにしています。


5日朝、佐賀県武雄市山内町の採卵鶏およそ4万羽が飼育されている養鶏場で、鶏舎7棟のうち2棟で死んだにわとりが増えていることを確認。
鳥インフルエンザの簡易検査を行ったところ陽性が確認されました。
現在、高病原性であるかどうかの遺伝子検査が進められています。


長崎県によりますと、卵やにわとりを出してはいけない半径10キロメートル以内の『搬出制限区域』には、2つの養鶏場と1戸の愛玩鶏(=ペットとして飼われている鳥)あわせて829羽が該当するということです。


なお、長崎県内139の養鶏場では今のところ異状は確認されていないということですが、今月12日から23日にかけて、今季2度目となる消石灰の散布を行うことにしています。


また県では鳥インフルに感染したニワトリや卵を食べても、“人には感染しない”としています