宮崎大学は、今年2月に行った一般入試の前期日程で、出題ミスがあったと発表しました。
これにより、新たに合格者が出るなど8人に影響が及んでいるいうことです。

出題ミスがあったのは、今年2月に宮崎大学が行った一般入試前期日程の生物の問題です。

出題ミスは、今月2日に県外の予備校関係者から指摘を受けて判明したもので、問題文とその文章をもとに作られた表がかみ合わず、答えが1つに定まらないことが分かりました。

これを受け、大学は、関係する設問2問について生物を受験した282人全員を正解とすることを決定。
再度、合否判定を行ったところ、農学部農学科で新たに4人が合格となりました。

このほか、農学部農学科に合格していた4人も志望度のより高いコースに合格することが分かりました。

新たな合格者4人の中にはすでに他の大学に進学している人もいて、大学が個別に連絡をとり、今後、宮崎大学に入学するかどうか、本人の意向に沿うように対応していくということです。

今年の宮崎大学の前期試験では、化学の問題でも出題ミスがあり、大学は再発防止を図る検討委員会を設置するとしています。