特殊詐欺の被害を未然に防ごうと、宮崎市で街頭キャンペーンが行われました。

このキャンペーンは、生命保険協会宮崎県協会と宮崎財務事務所、それに県警察本部が共同で行ったものです。

参加者たちは、宮崎市のデパート前交差点周辺で通行人に啓発用のチラシやウェットティッシュを配って、特殊詐欺への注意を呼びかけました。

(生命保険協会宮崎県協会 山本修司会長)
「地域の皆様の少しでも意識向上であったり、犯罪被害が少しでもなくなっていって平和な社会づくりにつながれば

また、10日は、県警の職員がデザインした特殊詐欺被害防止キャラクター「だまされんG」のパネルも初登場しました。

県警によりますと、県内では、今年、先月末までに特殊詐欺の被害が75件確認され、被害総額はおよそ2億6600万円と、いずれも去年1年間の被害をすでに上回っています。

また、SNSを使った投資詐欺やロマンス詐欺の被害も深刻で、今年の被害件数は58件、被害総額はおよそ8億5000万円となっています。