被害が深刻化している特殊詐欺を防ごうと、生命保険協会と警察などが協力し、市民に注意を呼び掛けました。
JR新潟駅前で9日に特殊詐欺への注意を呼び掛けるチラシを配ったのは、生命保険協会県協会や警察など約40人です。

警察によりますと、県内では今年、特殊詐欺による被害が8月末までに167件確認されていて、去年の同じ時期より58件増えています。被害総額は6億6520万円で、去年の同じ時期より3億円以上増えました。ほとんどが『オレオレ詐欺』でニセ警察官をかたる詐欺も増加しているということです。

生命保険協会県協会 阿部美佐子会長
「誰しも被害に遭うことはあり得るんだということを、こういった活動を通じて、ちょっとした気づきになってくれればいいなと思っている」
生命保険協会と警察が連携した取り組みは、今年から全国で行われているということです。
