下関市の造船所で9日、大型カーフェリーの進水式がありました。三菱重工業下関造船所江浦工場で造られているのは、京都・舞鶴市と北海道小樽市を結ぶ予定の、新日本海フェリーの大型カーフェリーです。

下関造船所で造られている船としては最大級で、全長199メートル、総トン数1万4300トンです。乗客286人、トラック150台、乗用車30台を載せることができます。波の影響を抑えて揺れを減らす最新鋭の省エネシステムが採用されています。快適に過ごせるよう露天風呂も備えペットを同伴できる部屋もあります。来年6月に就航の予定です。