今月11日に開かれる「のべおか天下一薪能」を前に、宮崎県延岡市で、県の有形文化財に指定されている能面などが、特別公開されています。

延岡城・内藤記念博物館では、旧延岡藩主の内藤家が市に寄贈した能面のうち、県の有形文化財に指定されている能面8面を特別公開しています。

このうち、薪能で実際に使われる予定の「小面(こおもて)」や「鼻瘤悪尉(はなこぶあくじょう)」の面は、室町時代から江戸時代にかけて「天下一(てんがいち)」の称号が与えられた貴重なものとなっています。

(来場者)
「(これまで)レプリカしか見てなかったけど、本物を見られたのは最高、幸せ」
「すばらしい、こんなの見る機会あんまりないから良かった」

能面展は、延岡城・内藤記念博物館で今月19日まで開かれています。