秋の花粉症、対策は?

秋の花粉症の主な原因は、ブタクサやヨモギなどの雑草です。今年、症状に苦しむ人が特に多いのは、昨年の猛暑が関係しているといいます。

(みやはら耳鼻咽喉科 宮原孝和理事)
「だいたい前年の夏が非常に暑かったりしますと生育がよくなるので、やはり翌年秋の花粉飛散量は多くなります」
(記者)
「去年の夏なんですね?」
(みやはら耳鼻咽喉科 宮原孝和理事)
「そうです。ですので来年の秋も結構きついんじゃないかなと、この猛暑は」

スギやヒノキなどの春の花粉症に比べるとあまり知られていない秋の花粉症ですが、基本的な対策はどちらも同じだといいます。

(みやはら耳鼻咽喉科 宮原孝和理事長)
「やはり花粉を家の中に持ち込まないことなので、家に入る前にはたいたり、家の中に入ったら手洗い・うがいをする。飲み薬とか鼻のスプレー、点鼻薬とか、目であれば目薬、こういったものを適切に使うといったことになります」

宮原さんによりますと、今月いっぱいは注意が必要だということです。