知人男性に灯油のような液体をかけ、銀行口座開設の申し込み手続きをさせるなどしたとして、広島県警は7日、いずれも広島市に住む、建設業の男(29)、土木作業員の男(37)、自称土木作業員の男(24)を傷害と強要の疑いで逮捕しました。

警察によりますと男3人は、9月7日午後10時45分頃から約4時間にわたり、広島市安佐南区上安にあるコンビニエンスストア駐車場において、男性(20)の顔や腹を殴打。そのうえで、「山か海か灯油か選べや」「俺は灯油で人を殺した」などと言いながら灯油のような液体をかけ、「お前が悪いことしたんじゃけ、はよ作れ」「お前殺すで」などと言って銀行口座開設の申し込み手続きをさせた疑いが持たれています。男性は顔や腰にけがをしたということです。

警察は男3人の認否について明らかにしていません。

事件後すぐに男性が被害を届け出ました。男3人は知人同士とみられます。このうち2人は、被害男性と面識があったということで、警察は事件の詳しい経緯について調べています。