「防災とまちづくり」をテーマに、高知市の建設会社の社員が小学校で出前授業を行いました。

この出前授業は、建設業や防災について興味を持ってもらおうと、高知市の「ミタニ建設工業」が行っていて、7日は旭東小学校の5年生を対象に行われました。今回は、国連で採択されたSDGs=持続可能な17の開発目標の11番「住み続けられるまちづくりを」を学んだ子どもたち。教室で地震が発生した際、危険だと思う場所を探し、共有しました。

(児童)
「ライトが落ちてきたら、頭にぶつかって死ぬ可能性があるので危ないと思いました」

発表後、子どもたちは防災のために自分がどう行動していくのか、「宣言書」に記入していました。

(児童)
「家具を固定して通り道を作って、安全に過ごせるようにしたいと思います。だから、きょう身に付けたことを使うことを宣言します」

(児童)
「災害が起こった時にはみんなで協力して生活し、困っている人がいたときには助け合うことを宣言します」

子どもたちは出前授業を通して「住み続けられるまちづくり」に向けて、学びを深めたようです。